シカゴコーン市況=総じて反発、ウクライナ情勢不安を受けた小麦高から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値    安 値   帳入値    前日比
  2024/12    427.00      432.00      424.75      430.25      + 3.00
  2025/03    437.25      441.75      435.00      440.00      + 2.25
  2025/05    445.00      448.75      442.50      447.00      + 1.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       446,113        454,354        1,666,967 (-  3,959)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(11月15日までの週)
 生産量:日量111万バレル    (前週比   3000バレル減)
 在 庫: 2256万3000バレル(前週比52万4000バレル増)
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月26日−11月30日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を上回る。
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 コーンは総じて反発。
 ウクライナ情勢の緊迫化が警戒されるなか、黒海地域からの輸出不安を受けた小麦高
が買い支援要因となった。この日の上伸で12月限は前日の下げ幅をほぼ相殺し430
セント台を回復した。
 12月限は427セントで取引を開始した後はじり安で運ばれシカゴの時間帯を迎え
る頃には424.75セントの安値に達した。ただ、その後は急速に値位置を切り上げ
て一時は432セントに到達。その後、何度か高値に顔合わせした後に値位置を落とし
たが、この日の高値圏を維持して引けた。
 米エネルギー省発表の11月15日までの週における1日当たりの平均エタノール生
産量は前週比3000バレル減の111万バレルだった。一方、同日時点のエタノール
在庫は前週比52万4000バレル増の2256万3000バレルだった。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 この24時間は局地的的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。

 今週は11月22日まで散発的な降雨が続く見込み。23〜24日は北西部で降雨に
なるだろう。気温は11月22日まで平年並〜平年を上回るが、23〜24日は平年並
の見込み。
 ブラジル産地中部では雨に恵まれコーン・大豆の作付および生育に適した環境を
 維持。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年以下まで低下。
 今後は20日は散発的な降雨となるが、21〜22日は概ね降雨は発生しないだろ
う。23日は散発的な降雨が見込まれる。気温は20〜21日は平年並、22〜24日
は平年を上回る見込み。
 引き続きコーン・大豆の発芽・生育にとって好ましい状況が続いている。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年を下回った。

 20日は局地的な降雨となるが、21〜23日は降雨は発生しないだろう。24日は
散発的な降雨が見込まれる。一方の気温は20〜21日は平年並、22〜24日は平年
並〜平年を上回る見込み。
 アルゼンチン南部のコーン・大豆生育環境は引き続き良好を維持。
 シカゴ小麦は続伸。ドル買いの動きが見られるなか一時は前日安値を割り込む場面も
見られたが、ウクライナ情勢緊迫化と同地域からの輸出不安が前日に続いて強気材料視
されるなかプラスサイドに浮上。中心限月の12月限は終値ベースで550セント台を
回復した。ただ、前日の高値558.75セントには届かず黒海地域からの供給不安を
手掛かりにした買いも一巡感を強めた形となった。
 中心限月の12月限は前日比2.75セント高の552.50セントで取引を終え
た。
今日の材料
・ブラジル南部では降雨が続き土壌水分が改善。
・ブラジル中部・北部では雨に恵まれ良好な生育環境
 を維持。
・アルゼンチン産地では慈雨が続き生育環境は引き続き良好。
・11月15日までの週における米1日当たりの平均エタノール生産量は前週比
 3000バレル減の111万バレル。
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