海外市況サマリー(20日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,651.7   +20.7  シカゴ大豆  2025/ 1    990.50  - 8.00
NY銀     2024/12 3,100.5   -25.7  シカゴコーン 2024/12    430.25  + 3.00
NYプラ    2025/ 1   965.8   -12.8  NY原油   2025/ 1    68.75   - 0.49
NYパラ    2024/12 1,025.90  -11.40 ドル・円               155.51   + 0.84
*ドル・円は日本時間の午前6時20分現在。
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◎NY外為=ドル円は155.80円台まで上昇
 NY外為市場のドル円は買い戻しを見せ、155.80円台まで回復。再び155−
160円のゾーンに復帰の動きになりつつある。前日、高まっていたウクライナ情勢に
絡んだ地政学リスクへの警戒感がひとまず緩和する中、リスク回避の取引は続かず、こ
の日は円安の動きが強まった。
 ドル円については、地政学的リスクがトランプトレードで積み上がったロングポジシ
ョンの調整を加速させたイメージも強い。21日線の上をしっかりと堅持しており上昇
トレンドを維持している。目先は先週金曜日に付けた直近高値156.75円を試す展
開になるか注目される。
 日米の金融政策に対する見方に変化はなく、FRBの12月利下げの可能性は五分五
分、日銀は12月か1月の決定会合での利上げ実施と見ているようだ。この先の経済デ
ータ待ちといった雰囲気。
◎NY貴金属=金が続伸、ウクライナ情勢に対する懸念で
 ニューヨーク金は続伸、銀は反落。
 金12月限は続伸。時間外取引では、ウクライナ情勢に対する懸念が支援要因になっ
たが、ドル高を受けて上げ一服となった。欧州時間に入ると、利食い売りなどが出た。
日中取引では、押し目を買われると、ロシアがウクライナを大規模攻撃する可能性やウ
クライナが英国製の長距離ミサイルでロシアを攻撃したことを受けて堅調となった。
 銀12月限は金堅調につれ高となったが、ドル高を受けて戻りを売られた。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。
 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、ドル高を受け
て戻りを売られた。欧州時間に入ると、利食い売りなどが出た。日中取引では、金堅調
を受けて押し目を買われたが、ドル高や株安を受けて戻りを売られた。
 パラジウム12月限は他の貴金属の堅調を受けて押し目を買われたが、ドル高や株安
を受けて戻りを売られた。
◎LME=アルミは小反落、銅・ニッケルは上海株高に支援され小幅続伸
 アルミ3カ月物は小反落。2651.5ドルで小高く取引を開始。その後も上海株高
を映した買いを受けて値位置を切り上げ一時、今月15日以来の高値となる2692.
50ドルまで上昇した。欧州時間はドル買いの動きを受けて軟化に転じながらも263
0ドルで下げ渋った。ニューヨーク時間はリスク回避の動きや米株安を受けて軟化した
が、銅や金の下値の堅さから下値を切り上げ、小幅安で引けた。
 銅3カ月物は小幅続伸。9133ドルで高寄りして取引を開始。その後も上海株高を
手掛かりにした買いに支えられて9130ドルを支持線にとする足取りが続き、一時
9165ドルまで上げ幅を拡大した。ただ、欧州の時間帯を迎えるとドル高を受けて軟
化を強いられた。15日の高値9179.50ドルが抵抗線となるなか、NY時間はリ
スク回避の動きから米株安となったことが弱材料視されて下げに転じた。9082ドル
で買い支えられ、下げ幅は限定的となった後、買い戻されて9100ドル台を回復。戻
り売り圧力が強く、上げ幅を削ったが、かろうじてプラスサイドを維持して引けた。
◎NY原油=反落、米石油在庫の減少傾向は一巡
 ニューヨーク原油の2025年1月限は反落。
 今週、停電のため操業を停止した大規模な北海油田が生産を完全に再開したことや、
米エネルギー情報局(EIA)の週報が重しとなった。戦略石油備蓄(SPR)を除く
原油や石油製品在庫の合計は12億4381万1000バレルまで増加し、減少傾向が
一巡した。ただ、ウクライナ軍が英国製長距離ミサイル「ストームシャドー」でロシア
を攻撃したため、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の対立は一段と強まってい
る。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆はドル高で続落、コーンは小麦高に支援され反発
 大豆は続落。
 前日に続き、今週に入ってブラジル産地南部で降雨が続き同地での乾燥懸念が後退し
たことが重石となった。また、ドル買い傾向も弱材料視された。米農務省(USDA)
が大口成約を発表したものの反応は限られた。

 コーンは総じて反発。
 ウクライナ情勢の緊迫化が警戒されるなか、黒海地域からの輸出不安を受けた小麦高
が買い支援要因となった。この日の上伸で12月限は前日の下げ幅をほぼ相殺し430
セント台を回復した。

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