ゴム午前=総じて反落、上海ゴムの上値の重さを嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて反落。寄り付きでは、上海夜間が上昇したことを好感し、
買いが優勢となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが上値重く推移してい
ることを嫌気し、期中限月を中心に売りが先行している。TSR20は、出来ず。

 午前11時56分現在のRSS3号は前営業日比3.5円安〜8.7円高。活発限月
の4月限は同3.5円安の360.8円、期先25年10月限は出来ず、推定総出来高
は623枚(前日夜間取引含む)。

【4月限は戻りいっぱいか】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて反発となっている。活発限月の4月限
は、寄り付き直後は上海夜間高を好感し、節目の370円に迫ったが、同水準の目前で
戻り売りを浴びた。その後、360円付近まで水準を引き下げており、15日に十字線
を付けた後の戻り場面は一服となっている。
 8日の戻りは380円目前、そして今回の戻りは370円目前となっており、このま
ま下落すれば、戻り高値が10円刻みで水準を引き下げていることになる。売り圧力が
高まれば、14日の安値340.0円を試そう。安値更新となれば、節目の330円を
目指しそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢となり、同
1.2〜0.1セント安で推移している。

 上海ゴムは堅調。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営業日
比120元高の1万7715元で推移している。

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