プラチナ午前=プラチナが続落、現物安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ドル建て現物相場の下落と円高を
受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調が下支えになった。パ
ラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが28〜16円安、プラチナミニが
28.5〜21.0円安、プラチナスポットが103円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5530枚、プラチナミニが636枚、
プラチナスポットが1745枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金堅調や株高が支援】
 プラチナは地政学的リスクが圧迫要因になったが、金堅調や株高を受けて押し目を買
われた。ロシアが新型ミサイルでウクライナを攻撃した。一方、ダウ平均株価とS&P
500が1週間ぶりの高値を付けた。
 プラチナ先限は夜間取引で4738円まで下落した。地政学的リスクが圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=154円台前半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の962.70ドルから、金堅調につれ
高となった。
 午前11時現在、プラチナは965.66ドル、パラジウムが1040.15ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが967.61ドル、パラジウムが
1028.01ドル。
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