[今日の視点]貴金属=金が続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢
となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが円高を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は25.79ドル高
の2713.89ドル、銀が29セント高の3132セント、プラチナが1.75ドル
高の964.50ドル、パラジウムは30.32ドル安の1008.74ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=154.22/23円で、前営業日の
大引け時点から0.69円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万3530円前後、銀は158.0円前後、プラチナ
は4785円前後、パラジウムは5100円前後。
【NY金はウクライナ情勢に対する懸念が支援】
 金は前週末の海外市場では、ウクライナ情勢に対する懸念を受けて買い優勢となっ
た。
 金はウクライナ情勢に対する懸念が支援要因になった。ロシアのプーチン大統領は、
新型の極超音速中距離弾道ミサイル「オレシニク」の試験を継続すると表明した。ウク
ライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる新型の中距離弾道ミサイル発射を受け、
ウクライナは「新たなリスク」に対抗するために新型の防空システム開発に取り組んで
いると明らかにした。北大西洋条約機構(NATO)は26日にブリュッセルで緊急会
合を開き、対応を協議する。フランスのバロ外相は、ウクライナがフランスが供与する
射程の長いミサイルをロシア領内への攻撃に使用することを、容認する考えを示した。
緊急会合でロシアに対する強硬姿勢が示されると、紛争が激化する可能性がある。
 トランプ米次期大統領は、米財務長官に著名投資家のスコット・ベッセント氏を指名
すると発表した。同氏は、特に銀行融資とエネルギー生産の促進に向けた税制改革や規
制緩和を主張している。週明けはドル安に振れた。
 銀は前週末の海外市場では、金堅調につれ高となった。
【NYプラチナは金堅調が支援】
 プラチナは前週末の海外市場では、金堅調につれ高となった。
 プラチナは金堅調が支援要因になった。ウクライナ情勢の行方を確認したい。ただド
ル高に振れたことに上値を抑えられた。一方、週明けは、トランプ米次期大統領が米財
務長官に著名投資家のスコット・ベッセント氏を指名すると発表したことを受けてドル
安に振れた。
<今日の予定>
・独景況感指数 2024年11月(ifo)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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