［本日の見通し］石油＝４月限は６万９０００円台では戻りを抑えられる

　原油の２０２５年４月限は堅調。ただ、１ドル＝１５４円水準が円高進行で上げ幅を
縮小し、６万９０００円割れを試すた。

　出来高が少なく、利食い売りを含む小口の手じまい売りが先行もよう。とりあえず、
６万９０００円で下げ止まっているが、この後、１５３円台後半に円高が進むと、６万
８８００円台まで上げ幅を削るリスクあり。この後、取引が始まる中国の株式市場の動
向にも注意したい。円が１５４円台半ばに反落、またはニューヨーク原油時間外取引の
でジり高がなければ、６万９０００円を回復した場面で戻りを抑えられそうだ、
　時間外取引でニューヨーク原油１月限は前日比０．０４ドル高の７１．２８ドルで推
移。本日これまでのレンジは７０．０７〜７１．４８ドル。
　原油４月限の予想レンジは６万８７５０円から６万９２５０円、ガソリン先限は７万
９５００円から８万０５００円、灯油先限は７万９５００円から８万０５００円。
MINKABU PRESS

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