【場況】 金が反落。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高やドル建て 現物相場の上げ一服を受けてマイナスサイドに転じた。銀はニューヨーク高を受けて先 限が上昇した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が58円安〜80円高、金ミニが 37.0円安〜74.0円高、ゴールドスポットが273円高、銀が0.1円高。 午前11時2分現在の出来高は、金が2万6612枚、金ミニが1万0327枚、ゴ ールドスポットが4812枚、銀が18枚。 【NY金はウクライナ情勢に対する懸念が支援】 金はウクライナ情勢に対する懸念が支援要因になった。ロシアのプーチン大統領は、 新型の極超音速中距離弾道ミサイル「オレシニク」の試験を継続すると表明した。ウク ライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる新型の中距離弾道ミサイル発射を受け、 ウクライナは「新たなリスク」に対抗するために新型の防空システム開発に取り組んで いると明らかにした。北大西洋条約機構(NATO)は26日にブリュッセルで緊急会 合を開き、対応を協議する。フランスのバロ外相は、ウクライナがフランスが供与する 射程の長いミサイルをロシア領内への攻撃に使用することを、容認する考えを示した。 緊急会合でロシアに対する強硬姿勢が示されると、紛争が激化する可能性がある。 トランプ米次期大統領は、米財務長官に著名投資家のスコット・ベッセント氏を指名 すると発表した。同氏は、特に銀行融資とエネルギー生産の促進に向けた税制改革や規 制緩和を主張している。週明けはドル安に振れた。 米ニューヨーク・タイムズは、複数の当局者の話として、イスラエルとヒズボラの提 案された停戦案について、60日間戦闘を停止し、イスラエル軍がレバノン南部から撤 収、ヒズボラもレバノン南部のリタニ川より北に撤収する内容だと報じた。ただ当局者 は「重要な詳細についてはまだ詰めなければならない」と話しているということで、停 戦で合意できるかは依然不透明な状況である。 金先限は夜間取引の高値1万3560円で上げ一服となり、日中取引で1万3391 円まで下落した。円高やドル建て現物相場の下落が圧迫要因になった。円相場は1ドル =153円台後半の円高に振れた。銀先限は161.6円まで上昇した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、ウクライナ情勢に対する懸 念を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の2716.52ドルから、利食 い売りなどが出て軟調となった。 午前11時現在、金が2699.72ドル、銀は3105セントで推移。前営業日の 大引け時点は金が2688.10ドル、銀が3103セント。 MINKABU PRESS
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