ゴム午前=総じて反発、上海ゴム1月限はプラスサイドに転じる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて反発。。寄り付きでは、上海夜間が下落したことを嫌気し
て、水準を引き下げる限月が目立った。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが買
い先行し、中心限月の1月限がプラスサイドに振れたことから、急速に地合いを引き締
めている。TSR20は、出来ず。

 午前11時40分現在のRSS3号は前営業日比1.1円安〜4.5円高。活発限月
の4月限は同4.0円高の360.5円、期先25年10月限は出来ず、推定総出来高
は327枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムの1月限はダブルボトム形成か】
 今日午前の上海ゴムは、反発となっている。夜間取引では、1万7220元まで下落
し、11月18日の安値1万7155元に迫っていたが、反発となっている。これで2
2日の安値1万718元とダブルボトムを形成する可能性が出てきた。
 ダブルボトムとなれば、次は節目の1万8000元台回復を試すことになりそうだ。
ただ、産地サイドからは、特に目立った買い材料が見当たらないことから、戻りを再び
叩かれるのか注目される。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は買いが先行し、同0.9〜
2.9セント高で推移している。

 上海ゴムは買い先行。午前11時05分現在、指標限月の2025年1月限は、前営
業日比45元高の1万7495元で推移している。

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