●短期見通し原油、イベント通過後も戻り売り優勢=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しを背景とした戻り売り優勢の展開が続く見通し。5日に石油輸出国機
構(OPEC)プラスは減産縮小延期を決め、来年1〜3月期も現行の減産体制が維持
される。しかし、それを考慮に入れても供給過剰見通しに変化は生じない。70ドル台
から更に取引レンジを切り上げるのは難しい。引き続き地政学環境には注意が必要だ
が、供給障害の発生がなければ上値の重さが維持されよう。年初来安値更新の可能性も
十分にある。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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