石油輸出国機構(OPEC)プラスは、自主減産縮小計画を来年1月初めから4月初 めまで3ヵ月延期した。また、協調減産は来年4月から2026年9月末にかけて段階 的に進める方針が示されている。これで減産縮小に着手する計画は3回目の先送りにな る。需要が想定以上に弱いこともあり、減産政策を解除できない状況が続いている。原 油相場の水準は切り下がっているが、来年は米国でトランプ大統領が誕生し、増産を支 援する方針を示してる。OPECプラスとしては、減産状態を早期に解消したいが、そ れができない状況に追い込まれている。手詰まり感の強さが目立つ。マーケットでは、 今回の決定は来年1〜3月期の供給過剰見通しに修正を迫るものではないとして、原油 相場の押し上げ要因としては機能しなかった。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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