ゴム午前=堅調、上海ゴムが軟化後に地合いを引き締めから買いが優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、堅調。寄り付きでは、上海夜間は小安く推移したものの、最近の
強地合いを継続し、買いが先行した。買い一巡後は、やや上げ幅を削る場面があった。
だが、中盤に入り、日中取引の上海ゴムが軟化後に地合いを引き締めると、買いが優勢
となっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時42分現在のRSS3号は前営業日4.5〜4.9円高。活発限月の5月
限は同4.6円高の377.7円、期先25年11月限は出来ず、推定総出来高は27
7枚(前日夜間取引含む)。

【5月限は380円の攻防】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、堅調な展開となっている。活発現月の5月限
は、377円付近まで水準を引き上げている。前日の取引では、378.8円まで上昇
後、切り返され、380円突破に失敗した格好となった。
 だが、今日は再び地合いを引き締め、380円突破に再挑戦となっている。380円
という水準は、5月限の前の活発限月だった4月限も、11月8日に379.9円まで
上昇後、切り返されている。活発限月にとって、380円は強い抵抗になっている。
 だが、380円を突破すれば、特に目立った抵抗線が見当たらないことから、一気に
上値を伸ばす可能性があるとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は買いが先行し、同1.3〜
3.0セント高で推移している。

 上海ゴムは総じて軟調。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前
営業日比5元安の1万8750元で推移している。

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