●週間見通し原油、需給緩和見通しの戻り売り続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は70ドル台で抵抗を受け、67ドル台前半まで下落する展開になった。需給緩
和見通しの織り込みが優勢の地合が続いている。石油輸出国機構(OPEC)プラスは
5日に減産縮小の開始時期を来年4月まで先送りすることを決定したが、原油相場に対
する影響は限定された。供給過剰見通しに修正を迫る動きとは評価されていない。イス
ラエルとレバノンの停戦合意後も散発的な攻撃を続けているが、原油相場に対する影響
は限定された。
 今週も上値の重い展開が続く見通し。何等かの供給障害が発生しないのであれば、需
給緩和見通しの織り込みが基本になる。11日にOPEC、12日に国際エネルギー機
関(IEA)が最新の月報を発表するが、ここで需要見通しの引き上げ、需給緩和見通
しの再確認といった動きがみられると、下値模索の展開が支持される。70ドル水準を
上値抵抗に60ドル台中盤を試す見通し。ただし、中東やウクライナで供給不安を高め
る動きが見られると、改めて買いが膨らむリスクを残す。
 予想レンジは65.00〜70.00ドル。
(マーケットエッジ・小菅 努)



このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。