前週は70ドル台で抵抗を受け、67ドル台前半まで下落する展開になった。需給緩 和見通しの織り込みが優勢の地合が続いている。石油輸出国機構(OPEC)プラスは 5日に減産縮小の開始時期を来年4月まで先送りすることを決定したが、原油相場に対 する影響は限定された。供給過剰見通しに修正を迫る動きとは評価されていない。イス ラエルとレバノンの停戦合意後も散発的な攻撃を続けているが、原油相場に対する影響 は限定された。 今週も上値の重い展開が続く見通し。何等かの供給障害が発生しないのであれば、需 給緩和見通しの織り込みが基本になる。11日にOPEC、12日に国際エネルギー機 関(IEA)が最新の月報を発表するが、ここで需要見通しの引き上げ、需給緩和見通 しの再確認といった動きがみられると、下値模索の展開が支持される。70ドル水準を 上値抵抗に60ドル台中盤を試す見通し。ただし、中東やウクライナで供給不安を高め る動きが見られると、改めて買いが膨らむリスクを残す。 予想レンジは65.00〜70.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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