ゴム午前=売り先行、上海ゴムの一段安で下げ幅拡大が目立つ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、売り先行。寄り付きでは、上海夜間安を背景に売りが先行する限
月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一段安となったことから、下げ幅
を拡大させる限月が目立っている。TSR20は、出来ず。

 午前11時55分現在のRSS3号は前営業日4.4〜1.2円安。活発限月の5月
限は同3.7円安の374.7円、期先25年11月限は出来ず、推定総出来高は32
9枚(前日夜間取引含む)。

【中国消費者物価指数はプラスを維持だが】
 日本時間の午前10時30分に中国国家統計局が発表した11月の消費者物価指数
(CPI)は前年同月比0.2%の上昇となった。10カ月連続でプラスとなった。だ
が、伸び率は10月の0.3%上昇から0.1ポイント鈍化した。依然として、同国の
デフレ懸念は強い。
 また、同国の10年債は、2%を割り込んできており、市場の一部では中国がかつて
の日本のようならデフレスパイラルに陥るとの見方が広がっている。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、同4.0〜
2.9セント安で推移している。

 上海ゴムは下落。午前11時15分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比110元安の1万8790元で推移している。

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