NY貴金属引け速報=続落、来週のFOMCを控えて調整含み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 2  2673.7  -35.7       プラチナ    25/ 1    923.6    -17.1
    銀   25/ 3  3097.5  -64.4       パラジウム   25/ 3    959.00   -32.50
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 ニューヨーク金、銀は続伸。日本時間の4時51分時点で、中心限月の前日比は金
2月限が35.7ドル安、銀3月限が64.4セント安。
 金2月限は続落。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて調整売りが優勢
だった。来週のFOMCでは0.25%の追加利下げがほぼ確実視されているものの、
米経済が堅調に推移していることから来年の米利下げ幅については不透明となっている
ことが金相場に調整を促している。クリスマスや年末を控えて、時期的に利益確定の動
きが優勢となりやすい。
 銀3月限は続落。金相場に連動した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムは続落。日本時間の4時55分
時点で、中心限月の前日比はプラチナ1月限が17.1ドル安、パラジウム3月限は
32.50ドル安。
 プラチナ1月限は続落。来週のFOMCを控えて貴金属市場が調整含みとなったな
か、プラチナも売り優勢だった。来週のFOMCについては0.25%の追加利下げが
ほぼ確実視されているものの、米経済が堅調に推移しているため、来年の米利下げペー
スは鈍化するとみられていることが重し。物価指標のなかで先行性のある米生産者物価
指数(PPI)はやや加速しており、積極的な利下げが続くとは期待されていない。
 パラジウム3月限は続落。
MINKABU PRESS
*価格は帳入値ではなく、暫定値。

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