穀物相場の中で歪みが発生している。トウモロコシ相場は良好な輸出成約環境、チャ ートの形状改善などを受けて、一時は6月25日以来の高値を更新している。一方、小 麦と大豆はこうした値動きとは関係なく、一貫して安値低迷が続いている。小麦は国際 需給の緩和、大豆は南米豊作環境が、引き続き上値を圧迫している。特に小麦とトウモ ロコシの価格差が100セントを大きく割り込んでいる現状は、小麦が割安かトウモロ コシが割高との評価を行うのが一般的である。トウモロコシ相場の焦点は、このまま良 好な輸出環境を手掛りにもう一段階の上値切り上げを打診するのか、他穀物相場とのバ ランスで上値を抑えられるかになる。かは不明だが、高水準の輸出が一服するか否か、 来週の統計が注目される。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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