【市況】 ゴムRSS3号は、期近高・期中安。寄り付きでは、上海夜間安か株安を受けて、水 準を引き下げた。ただ、売り一巡後は、1ドル=154円台後半の円安などを手掛かり に買いが先行する場面があった。中盤に入ると、1月限にまとまった買いが入ったこと から、1−3月限は地合いを引き締めた。一方、日中取引の上海ゴムが一段安となった ことから、期中限月は軟調に推移している。TSR20は、出来ず。 午前11時44分現在のRSS3号は前営業日2.1円安〜4.6円高。活発限月の 5月限は同2.1円安の368.9円、期先25年11月限は出来ず、推定総出来高は 410枚(前日夜間取引含む)。 【5月限は上値が重い】 上海ゴムの下落を背景に、期中限月は売りが先行している。JPXゴムRSS3号の 活発限月の5月限は、一時367.0円まで下落した。5月限は、12月9日以降、3 65〜380円前後でのレンジ相場となっている。前日は、364.3円まで下落した が、同水準で押し目を拾われた。 ただ、上海ゴムが崩れてきており、午後の上海ゴムが一段安となれば、期中5月限は 365円割れを再度試すことになりそうだ。365円割れとなれば、節目の360.0 円や11月25日の安値356.7円が意識される。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポール市場は、SS3号は4月限のみ約定し、0.2セント高。TSR20は 売りが先行し、同1.0〜0.5セント安。 上海ゴムは続落。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日 比275元安の1万7710元で推移している。 MINKABU PRESS
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