石油市況=原油は総じて反発、海外原油の期近高や円安進展で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/06   83,000 +2,000  2025/06   84,000 +1,500  2025/05   68,470 +1,140
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 2月限 69.71 ドル -0.31
ブレント原油   夜間取引 期近 2月限 73.17 ドル -0.22
ドル・円相場 15:45 現在   155.75 円  前営業日比  2.40 円の円安
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【市況】
 東京石油市場は原油は総じて反発。前日の海外原油先物が期近から反発するなか、日
銀がこの日、金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めたことで、為替が1ドル=
155円台後半まで円安に振れていることに支援された。この日のアジアの時間帯の海
外原油の夜間取引は比較的小幅なもみ合いで推移している。またドバイ原油の現物は朝
安後はもみ合いだが、直近はやや戻してている。
 原油は4ケタ高、ないしはそれに近い上げ幅となる限月が多くなった。ガソリン、灯
油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
2900〜3000円高、原油が1000円安〜1210円高。中京ガソリンは出来
ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2029枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【5月限は円安進展で午後後半に戻すもこの日の高値6万8550円には届かず】
 東京原油は総じて反発。国内夜間取引の序盤にこの日の安値を付けた後、上昇する展
開となり、後半にこの日の高値を付けたが、その後は再び反落した。日中取引では円安
が進展した午後後半に再び上昇したが、国内夜間取引でて付けた高値には届かなかっ
た。
 原油の6番限である5月限は国内夜間取引の後半に付けたこの日の高値6万8550
円から日中取引の午前には6万7000円台後半までまで崩れたが、午後後半に6万
8000円台半ばまて戻したが、この日の高値には届かなかった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は軟調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は軟調。2月限は午後3時45分現在、前日
比0.31ドル安の69.71ドル辺りで推移。

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