ゴム午前=総じて反発、ただし日中取引の上海ゴムは伸び悩み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて反発。寄り付きでは、上海夜間が反発に転じたことやド
ル・円が1ドル=157円台後半の円安に振れていることを受けて、買いが先行した。
ただ、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩んでいることから、戻りが鈍くなっ
ている。TSR20は、出来ず。

 午前11時50分現在のRSS3号は前営業日0.6円安〜4.3円高。活発限月の
5月限は同3.1円高の369.0円、期先25年11月限は出来ず、推定総出来高は
130枚(前日夜間取引含む)。

【5月限の戻りが鈍い】
 上海ゴムの反発を背景に、今日のJPXゴムRSS3号は買いが優勢となっている。
ただ、活発限月の5月限は、高寄り後は上値が重くなっている。寄り付きでは、37
1.4円まで上昇したが、その後、367.0円付近まで押し戻される場面があった。
 5月限は、12月9日以降、365〜380円前後のレンジ相場となっているが、
徐々に上値を切り下げている。日中取引の上海ゴムが大きく水準を引き下げれば、レン
ジの下限である365円前後の攻防になりそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は買いが先行し、同1.1〜
1.5セント高で推移している。

 上海ゴムは反発。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比45元高の1万7750元で推移している。

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