●短期見通しゴム、上海ゴム主導の持ち高調整が中心に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 上海ゴム相場と連動した値動きになっている。上海ゴム相場が上げ一服後の調整売り
優勢の展開になっている。景気対策期待の織り込みが一巡し、来年3月の中国全人代待
ちのムードが強くなっている。中国当局が財源手当ての議論を進めていることは間違い
なさそうだが、まだ詳細は明らかになっていない。タイなどの天候改善はネガティブだ
が、年明け後の減産期入りも意識され始めており、供給サイドの強弱評価は割れる。当
限主導の大きな値動きはみられない。上昇局面における調整安を消化する局面との評価
になる。支持線は355〜360円。円安環境のサポートの有無にも注目したい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。