ゴム午前=売り優勢、上海ゴムの戻りの鈍さを嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、売り優勢。寄り付きでは、上海夜間が軟化したことを受けて、地
合いを緩める限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムの戻りの鈍さを嫌気
して、売り物がちで推移している。TSR20は、出来ず。

 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日4.6〜1.5円安。活発限月の5月
限は同2.5円安の367.5円、期先25年12月限は出来ず、推定総出来高は11
2枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは戻り一服】
 上海ゴムが戻り一服となっている。中心限月の5月限は、11月18日の安値1万7
360元と12月23日の安値1万7330元でダブルボトムを形成し、25日には1
万7785元まで一時上昇した。だが、節目の1万8000元が視野に入ると、徐々に
上値が重くなり、同日の終値は1万7680元となった。
 今日の取引でも上値重く推移している。上海ゴムが再度下攻めとなれば、節目の1万
7000元割れを試すことになる。この場合、JPXゴムRSS3号の活発限月の5月
限は、節目の360円割れを試すことになりそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買い優勢で推移し、同0.
7〜1.7セント高で推移している。
 上海ゴムは小動き。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業
日比5元安の1万7675元で推移している。

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