前週は70ドルを挟んで売買が交錯する展開になった。積極的な売買材料を欠く中、 明確な方向性を打ち出せていない。特に目立った売買材料がなく、持高調整に終始して いる。需要不安が上値を圧迫しているが、中国景気対策期待もあり、60ドル台後半か ら更に大きく売り込むような動きはみられなかった。クリスマス、年末シーズンとあっ て、敢えて積極的に売買を仕掛けるような動きは見送られている。クリスマスにウクラ イナ情勢がやや緊迫化したが、原油相場に対する影響は軽微だった。 今週も戻り売り優勢の展開が続こう。膠着状態が続いているが、需給緩和見通しに変 化は生じていない。供給過剰に向かう見通しであり、70ドル台前半では売り妙味があ ろう。ただし、ボックス相場が長期化しているため、60ドル台後半から一段安を試す ためには大きなエネルギーが求められる。年初のタイミングで、改めて供給過剰見通し を織り込むかが焦点になる。1月2日に中国、3日に米国の製造業指標が発表されるこ とがイベントリスクになる。 予想レンジは67.00〜73.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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