前週は底固く推移した。年末年始を挟んでアルゼンチンの乾燥懸念が強まり、買い優 勢の展開になった。アルゼンチンからブラジル南部で乾燥傾向が強くなっていること で、豊作見通しが後退している。トウモロコシ相場は450セントの節目を上抜き、戻 り高値を更新している。大豆も安値修正の形で1000セントの節目を上抜いた。これ まで南米の豊作見通しを織り込んでいたことに対する反動高になっている。 今週も底固い展開になろう。南米の気象環境に強く依存するが、このままアルゼンチ ンなどの干ばつ傾向が材料視されると、穀物相場全体が上値追いの展開になる。これま で、トウモロコシ相場は良好な輸出環境に下値を支えられながらも、他穀物相場の低迷 に上値を抑えられていた。しかし、大豆相場も南米天候リスクで安値修正の動きを見せ 始めている。加えて、1月10日に米農務省(USDA)需給報告が発表されるが、ト ウモロコシは在庫見通し引き下げが予想されている。チャート環境からも買いが膨らみ やすい環境になっている。 予想レンジは、トウモロコシが440〜470セント、大豆が980〜1030セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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