●レビュー穀物、アルゼンチン干ばつで戻り高値=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 30日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比1.75セント安の452.25セン
ト、小麦先物相場は同1.75セント高の548.25セント、大豆先物相場は同2.
00セント高の991.75セントとなった。トウモロコシ相場は調整売りが優勢の展
開になった。戻り高値を更新した後、年末を控えて調整売りが膨らんだ。大豆は逆に安
値修正の動きが優勢になった。南米の豊作見通しを背景に値下がりしていたことに対す
る反動高になっている。
 31日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比6.25セント高の458.50セン
ト、小麦先物相場は同3.25セント高の551.50セント、大豆先物相場は同1
8.75セント高の1010.50セントとなった。アルゼンチンの乾燥傾向が材料視
され、買い優勢の展開になった。ここ数日は乾燥傾向が報告されていたが、徐々に生産
リスクとしての警戒感が高まった。トウモロコシ相場は戻り高値を更新し、大豆相場も
年末を前に急伸した。2024年はトウモロコシが12.50セント安(2.7
%安)、小麦が77.00セント安(12.3%安)、大豆が288.00セント安
(22.2%安)となった。
 2日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比1.00セント高の459.50セン
ト、小麦先物相場は同5.75セント安の545.75セント、大豆先物相場は同
1050セント高の1012.00セントとなった。アルゼンチンで乾燥傾向が強くな
っていることが警戒される。ブラジル南部でも乾燥が報告されており、南米産の豊作見
通しが後退していることが、穀物相場全体を押し上げている。ただし、ドル高の影響も
あって値動きは限定された。
 3日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比8.75セント安の450.75セン
ト、小麦先物相場は同16.50セント安の529.25セント、大豆先物相場は同2
0.25セント安の991.75セントとなった。急ピッチな値上がりを受けて、農家
売りが上値を抑えた。アルゼンチンの干ばつ傾向に変化は見られないが、米国や南米の
農家が高値での在庫売却の意欲を強めた。週末を控えていることもあり、調整売りで大
きく値下がりした。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。