●レビュー金、年末年始で安値修正が進む=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 30日のニューヨーク金先物相場は、前日比13.80ドル安の2618.10ド
ル。年末を控えての持高調整が中心の展開になる中、続落した。米長短金利は低下に転
じ、ドルは対ユーロで小動きに留まった。このため押し目買いが誘われやすい環境だっ
たが、それよりも年末を控えての調整売りが優先された。特に目立った売り材料などは
見当たらなかったが、買いポジションの整理を進める動きが優勢だった。
 31日のニューヨーク金先物相場は、前日比22.90ドル高の2641.00ド
ル。米金利上昇圧力が強まるも、金相場は底固く推移した。年末を控えての持高調整が
中心の展開になっている。長期金利上昇からドルが買われていたが、金相場は押し目買
いを入れる動きの方が優勢だった。特段の買い材料などは見当たらず、持高調整が中心
だった。2024年は569.20ドル高(27.5%高)となった。
 2日のニューヨーク金先物相場は、前日比28.00ドル高の2669.00ドル。
年初の取引になったが、改めて買いポジションを構築する動きが優勢だった。米長期金
利は横ばい、ドルは上昇したことで値下がりしやすい環境だったが、年初のポジション
形成の動きが優勢だった。年末年始もウクライナや中東で激しい戦闘が続いているこ
と、トランプ米新大統領の誕生を控えていることで、安全資産に対する投資ニーズが強
かった。
 3日のニューヨーク金先物相場は、前日比14.30ドル安の2654.70ドル。
前日の急伸を受けて、調整売り優勢の展開になった。大きく売り込むような動きは見ら
れなかったが、年初の取引で急伸していたことに対する反動安になっている。米長期金
利上昇がネガティブな一方、ドルが軟化したことはポジティブ。ただし、こうした米金
利やドルの動向をみながらの売買は見送られている。12月ISM製造業指数は改善し
たが、あまり材料視されなかった。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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