2025年は需給緩和圧力の織り込みで、上値の重い展開が基本になる。需要の伸び が鈍化する一方、石油輸出国機構(OPEC)プラス以外の増産圧力が強く、年間を通 じて供給圧力が強まりやすい。OPECプラスが年間を通じて減産縮小に着手できない 場合でも、需給緩和傾向が強まる見通し。特に米中間で貿易戦争などが発生すると、 60ドル割れを打診するリスクを想定しておく必要がある。ただし、突発的な供給障害 発生のリスクは高く、年間を通じて突然の急伸リスクを抱える。地政学リスクに加え て、トランプ米新政権の対イラン制裁といった動きにも注意が求められる。価格低下が 進んだ際には、米国の増産圧力鈍化、米戦略石油備蓄(SPR)積み増しの動きも下値 サポート要因として機能しよう。60ドル割れからは下げ渋る見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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