[本日の見通し]ゴム=買い優勢、上海ゴムは自律反発場面

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、買いがやや先行しそうだ。寄り付きでは、上海夜間が反発
したことを受けて、買いが優勢となった。

 今日のJPXゴムRSS3号は、買いがやや先行する限月が目立ちそうだ。上海ゴム
の中心限月5月限は、3日の取引で、これまで支持となっていた昨年11月18日の安
値1万7360元をしっかり割り込むと、7日には一時1万6370元まで水準を引き
下げた。日足は、やや下ヒゲの長い陰線となった。

 5月限のチャートは崩れており、下値のメドとしては、昨年9月4日の安値1万62
20元や節目の1万6000元が意識される。ただ、昨日の下落で5月限は、5本連続
で陰線が並んでいる。この間の下落幅が約1500元である。市場には、売られ過ぎ感
が広がっているとみる。目先、自律反発場面を迎えやすいとみる。
 上海ゴムが自律反発となれば、JPXゴムRSS3号の活発限月6月限も地合いを引
き締めそうだ。節目の360円突破が最初の関門になる。これに成功すれば、6日線が
ある364円台を目指しそうだ。

 午前9時37分時点の円相場は1ドル=158.00円付近で推移している。

 午前9時37分時点のゴムRSS3号活発限月の6月限は同2.5円高の356.9
円。今日の日中、予想される6月限のレンジ350.0〜360.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号6月限の予想レンジは340。0〜370.0円。
テクニカルからの下値支持線は350.0円(節目)、上値抵抗線は360.0円(節
目)。

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