WTI原油先物の受け渡し場所であるクッシング地区の原油在庫が減少している。 4週間前の12月6日時点では2,289.4万バレルだったが、直近の1月3日時点 では2,003.8万バレルになっている。これはクッシング地区の在庫・パイプライ ンの操業を維持する上での最低ラインと言える数値である。これがWTI原油相場の期 近限月をサポートする一因になっている。一方で、これだけの低在庫環境でも、原油相 場は70ドル台前半から中盤まで切り返すのに精いっぱいの状態にある。本来であれば 急伸しても不思議ではない在庫水準だが、原油相場が割安というよりも、地合の悪さが 確認できる状況との評価が求められよう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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