大豆週間展望=シカゴ大豆は需給報告が予想外の強気なら1000セント超え

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [1月13日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)            1月6日 〜1月10日
<東京一般>     始 値    高 値      安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000     64,000        64,000    64,000      0
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<シカゴ>9日終値  前週末比   |<主要統計データ> (12月19日まで)
      25/1 992.25  +11.25     |輸出検証高 128万4,970トン
      25/3 999.00  +7.25    |輸出成約高:10日に発表予定
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 158.34円  前週末比 0.39円の円安
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【前週のレビュー】シカゴ大豆1月限はアルゼンチン産地の乾燥で底堅く推移かとし
た。
【シカゴ大豆期近3月限は1000セントが抵抗線】
 シカゴ大豆3月限は年初の取引を1010セントで開始したが3日に急落となり、
1000セントを割り込んで以降、1000セントを上値抵抗線とする頭重い足取りが
続いている。
 アルゼンチンを中心に南米生産国で乾燥が続いていることが買い支援要因ながら、ト
ランプ米政権の誕生を控えるなか、輸入関税引き上げによる大豆輸出への影響が警戒さ
れている。ドル高傾向も重石となっている。10日発表の米農務省(USDA)月例需
給で南米生産国の生産量予測に大きな修正がない限り、1000セントを上値抵抗線に
しての高下が続きそう。ただ、需給報告が予想外の強気の数字と評価されれば1000
セント超えから一段高となる可能性はある。

 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
 13日 ●成人の日
    中国貿易収支 2024年12月(税関総署)
    米財政収支 2024年12月(財務省)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
14日 国際収支(経常収支) 2024年11月(財務省)
    米生産者物価指数 2024年12月(労働省)
15日 英消費者物価指数 2024年12月(国立統計局)
    ユーロ圏鉱工業生産 2024年11月(EUROSTAT)
    米消費者物価指数 2024年12月(労働省)
    米製造業景況指数 2025年1月(ニューヨーク連銀)
    米地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB)
16日 企業物価指数 2024年12月(日本銀行)
    小売業販売額 2024年11月確報(経済産業省)
    独消費者物価指数 2024年12月確報(連邦統計庁)
    英鉱工業生産指数 2024年11月(国立統計局)
    ユーロ圏貿易収支 2024年11月(EUROSTAT)
    米小売売上高 2024年12月(商務省)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米輸出入物価指数 2024年12月(労働省)
    米製造業景況指数 2025年1月(フィラデルフィア連銀)
    米企業在庫 2024年11月(商務省)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)
17日 中国住宅価格指数 2024年12月(国家統計局)
    中国国内総生産 2024年10-12月期(国家統計局)
    中国小売売上高 2024年12月(国家統計局)
    中国鉱工業生産 2024年12月(国家統計局)
    英小売売上高 2024年12月(国立統計局)
    ユーロ圏消費者物価指数 2024年12月確報(EUROSTAT)
    米住宅着工・許可件数 2024年12月(商務省)
    米鉱工業生産・設備稼働率 2024年12月(FRB)
    対米証券投資 2024年11月(財務省)
    建玉明細報告(CFTC)
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    ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。








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