ゴム午前=続伸、日中取引で上海ゴムがプラスに転じる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、続伸。寄り付きでは、上海夜間安に反応が薄く、最近の反発地合
いを継続し、地合いを引き締めた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムがプラスサイド
に転じたことから、一段高となっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日0.7〜6.3円高。活発限月の6月
限は同6.3円高の374.9円、期先25年12月限は出来ず、推定出来高は491
枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは節目の1万7000元を突破】
 上海ゴムの自律反発が続いている。中心限月の5月限は、昨年12月31日から5本
連続陰線となり、この間に約1500元の下落幅を記録したことから、8日から地合い
を引き締めている。13日の取引では、終値ベースで節目の1万7000元を上抜く
と、今日の日中取引では、1万7200元台に水準を引き上げている。

 次の戻りのメドだが、昨年12月6日から今年の1月7日までの下げの、38.2%
戻し水準にあたる1万7440元台や節目の1万7500元が意識される。これらを突
破すれば、同期間の半値戻しとなる1万7775元を試すことになりそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買い先行し、前営業日比
0.9〜2.1セント高で推移している。
 上海ゴムは反発。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比75元高の1万7130元で推移している。

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