ゴム市況＝下落、上海ゴムが小高く推移し６月限は下値切り上げも軟調

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　ＲＳＳ３　　　　　   　        　     ＴＳＲ２０
   2025/01　　    2025/06　      2025/12       　2025/02         2026/01
　390.0   0.0    378.6  - 3.4   375.0 -4.0     309.0 +1.0     309.0  +1.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　17,450　　+ 205元　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は総じて下落。寄り付きは上海夜間高には反応が薄く、明日から上海
ゴムが休場になることを背景に売りが先行。中盤に入ると、１月の中国の製造業購買担
当者景況指数（ＰＭＩ）が悪化したことを受けて、下げ幅を拡大した。戻り売り圧力が
強く、期中６月限は正午過ぎに４円超の下落で推移。午後は上海ゴムが堅調に推移から
下値を切り上げたが、軟調地合いは払しょくできず。明日から来月４日まで中国が春節
の大型連休となるため、商いは低調。
　ＴＳＲ２０は、出来ず。帳入値は１円高。
　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比４．３円安〜変わらず。活発限月の６月限は同
３．４円安の３７８．６円、期先２５年１２月限は同４．０円安の３７５．０円となっ
た。総出来高は４７５枚。ＴＳＲ２０は全限が同１．０円高。

【６月限は３７５円が支持線】
　期中６月限は２日連続の陰線引けで調整色を濃くしている。今月２０、２１日と２日
続けて３７５円台で買い拾われており、３７５〜３７６円水準では押し目買いが喚起さ
れた。３７５円が支持線。３７５円割れとなると、３７０円まで下落リスク。明日から
中国が春節のため、上海ゴム市場が休場となるため、しばらく方向性を欠く取引か。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は午前中から売りが優勢とな
り、午後になると下げ幅を縮小する限月が目立ち、前営業日比２．１〜０．３セント安
で推移している。
　上海ゴムは堅調。中心限月の５月限は、夜間取引では買い優勢となり、中心限月の
２５年５月限は前日比６５元高の１万７３１０元、日中取引は夜間取引の小じっかりと
した動きを引き継いだ。午後になり、上げ幅を拡大、２００元超の上昇で推移。

MINKABU PRESSS

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