[今夜の視点]海外原油=反発か、米国の需給動向が下支えに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油3月限は前日比0.32ドル高の73.49ドルで推
移。本日これまでのレンジは73.08〜73.56ドル。
 今晩の海外原油は反発か。トランプ米大統領が望んでいるように先週から原油相場は
軟調に推移しているが、世界最大の石油消費国である米国で需給は引き締まっており、
売りは続かないだろう。トランプ米大統領が関税戦争を激化させれば、世界経済が悪化
し、供給過剰懸念が現実となる可能性はあるが、今のところ供給過剰の兆候は限定的で
ある。春先からの需要拡大に備えて石油企業は製品在庫をさらに確保する必要があり、
米国では原油在庫の取り崩しが続くのではないか。
<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【経済】16:45 消費者信頼感指数 2025年1月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 耐久財受注 2024年12月速報値(商務省)
【経済】23:00 住宅価格指数 2024年11月(連邦住宅金融局)
【経済】23:00 ケース・シラー住宅価格指数 2024年11月(S&P)
【経済】1/29 00:00 消費者信頼感指数 2025年1月(カンファレンスボード)
【経済】--:-- 連邦公開市場委員会(FRB)
【工業】1/29 06:30 週間石油統計(API)
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