石油市況=原油は総じて続落、海外原油の続落や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/08   87,000     ±0  2025/08   88,000     ±0  2025/06   71,040   -760
======================================
15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 3月限 73.51 ドル +0.34
ブレント原油   夜間取引 期近 3月限 77.45 ドル +0.37
ドル・円相場 15:45 現在   155.75 円  前営業日比  0.37 円の円高
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 東京石油市場は総じて続落。前日の海外原油先物が続落したうえ、為替も前夜の海外
市場で一時1ドル=153円台に突入する円高に振れた後、この日の日中取引では
155円台後半まで戻しているが、前日の大引け時点と比較すると、まだ円高に振れて
いることに圧迫された。この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引は午後から戻し
ている。またこの日のドバイ原油の現物は軟調に推移した。
 原油は全限月が3ケタ安で引けた。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
700円高、原油が780〜140円安。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が3895枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油6月限は一時7万円台割れも引けでは7万1000円台回復】
 東京原油は総じて続落。先週後半から続く直近安値を更新する展開がこの日も続き、
国内夜間取引の後半にこの日の安値を付けた。しかしその後は日中取引にかけて安値か
ら大きく戻す展開となった。ただマイナスサイドを脱出することはできなかった。
 原油6番限である6月限は国内夜間取引の後半にこの日の安値となる6万9740円
を付けたものの、7万円台は一時的なものとなり、その後はV字型の切り返しとなり、
引けでは7万1000円台を維持した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は堅調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は堅調。3月限は午後3時45分現在、前日
比0.34ドル高の73.51ドル辺りで推移。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。