シカゴ大豆市況=小幅続落、高関税実施が圧迫も圧砕高が下支え

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/03     1042.75     1052.00     1034.00     1042.00     - 2.00
  2025/05     1058.50     1067.00     1049.75     1057.50     - 2.25
  2025/07     1073.50     1081.75     1064.75     1072.25     - 2.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電          252,300        871,442  ( - 3,806)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(2月6日−2月10日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並み。雨量は平年並み。
 コーンベルト東部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大豆は小幅続落。前日比は4.00〜2.00セント安。3月限は前日比2.00セ
ント安の1042.00セント。
 トランプ政権が2月1日からカナダ、メキシコ、中国に高関税を課すことに変更がな
いことが圧迫要因となる一方、南米産地の作柄懸念が下支え要因となった。また15日
の全米油糧種子加工業者協会(NOPA)の発表を受けて、2月3日発表の米農務省
(USDA)の12月の大豆圧砕高が過去最高になるとの見方からコーンや小麦に比べ
ると下値が堅くなった。
 3月限は1042.75セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では
1040セント台前半のもみ合いとなった。欧州の時間帯に1040セント台を割り込
み、米国の時間帯の序盤にこの日の安値となる1034.00セントを付けた。その後
は1050セント台乗せまで急伸したが、後半は1040セント台前半まで再び軟化し
た。
 3日にUSDAが12月の大豆圧砕高を発表するが、事前のアナリスト予想では2億
1760万ブッシェルと過去最高になる見込み。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 乾燥懸念が続いているリオグランデドスル州では、散発的な降雨が見込まれるものの
雨量は多くなく、結実期を迎えているコーン、大豆にはダメージとなりそうだ。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 来週にかけてまとまった降雨となりそうで、大豆の収穫やサフリーニャ(二期作)コ
ーンの作付けはさらに停滞する見込み。大豆に関しては、品質低下や輸送問題が生じる
可能性がある。
<アルゼンチン全域>
 最近の降雨は多くの地域で期待外れとなり、一部地域を除くと乾燥懸念が続いてい
る。とくに東部の中央部ではこの数週間ほとんど降雨がなく、土壌水分不足から作柄が
悪化している。今週末も降雨はない見込みで、最高気温が再び38℃を超えそうだ。来
週は降雨が通過する可能性があるが、広範に作柄を改善させるような降雨とはならない
だろう。
 大豆製品は、大豆粕は続落、大豆油は続伸。ストラドル商いで大豆粕安の大豆油高と
なった。
 大豆粕3月限は前日比3.60ドル安の301.10ドル。
今日の材料
・ブラジル産地南部では、乾燥で結実期を迎えているコーン、大豆にはダメージ懸念。
・ブラジル中部産地では、多雨で大豆収穫およびサフリーニャコーン作付け停滞。大豆
 には品質低下問題や輸送問題の可能性。
・アルゼンチン産地では多くの地域で期待外れの降雨。とくに東部の中央部で土壌水分
 不足から作柄が悪化。
・米国は2月1日からカナダとメキシコに25%、中国に10%の輸入関税を発動。免
 除品に関する情報もない=レビット報道官。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。