シカゴコーン市況=反発、米国による対メキシコ関税発動延期を受け買い優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/03    476.75      491.00      472.50      488.75      + 6.75
  2025/05    488.00      502.00      484.00      499.75      + 6.75
  2025/07    491.75      505.25      488.25      503.50      + 6.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       630,683        597,914        2,022,316 (- 12,708)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高(1月30日までの週)
 コーン:125万2056トン(前週改定値:125万0775トン)
 小 麦: 25万2637トン(前週改定値: 48万4544トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(2月9日−2月13日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは反発。前日比は2.75〜6.75セント高。3月限は前日比6.75
セント高の488.75セント。
 米国による2月1日からの対メキシコ関税賦課措置が延期されたことをメキシコのシ
ェインバウム大統領が明らかにしたことで、米国の輸出不安が後退するなか買い優勢と
なった。依然として南米生産地の天候不安が続いていることや強気な米農務省(USD
A)発表の輸出検証高報告も買い支援要因となった。
 3月限は476.75セントで取引を開始した後は欧州の時間帯を終えるまで470
セント台後半でのもちあいが続いた。シカゴの時間帯を迎えるとトランプ政権による対
メキシコ関税の発動が延期されたと伝えられるなか急伸し491セントの高値に到達。
高値を放れた後も486セントが下値支持線として意識される高もみとなり、高値圏を
維持したまま引けを迎えた。

 米農務省(USDA)発表の1月30日までのコーン週間輸出検証高は125万
2056トンで前週改定値の125万0775トンをわずかながら上回った。累計輸出
検証高は2175万2356トンで前年同時期の1631万7982トンを約33%上
回っている。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 この24時間は北部で局地的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。

 今週は5日まで局地的または散発的な降雨が続く見込み。6〜7日は散発的な降雨に
なる見込み。気温は7日まで平年並〜平年を上回るだろう。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並だった。

 2月1日から2日にかけて豪雨となり、大豆の収穫やサフリーニャコーンの作付が遅
延している。今週は東から西にかけて雨が止んでいき、農作業を行うことが出来る見通
し。ただ、降雨が完全に止むわけではないため、更に遅延する恐れが高い。農作業は
すでに平年に遅れており、サフリーニャコーンを適時に作付け出来るチャンスは限られ
ている。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 この24時間は概ね降雨は発生しなかった。気温は平年を上回った。
 2月1日から2日にかけて気温が上昇するなか降雨は発生せず、土壌水分と作柄は
さらに低下したと見られる。5日にかけて散発的な降雨が見込まれるが、6〜7日は
降雨発生の可能性は低い。気温は7日まで平年並〜平年を上回るだろう。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 この24時間は概ね降雨は発生せず。気温は平年を上回った。

 今後は5日までに何度か前線が通過し、これに伴い降雨が発生するもよう。これによ
り穀物の生育環境は改善するが、作柄の大幅な改善には至らないだろう。今週後半から
週末にかけて再び乾燥傾向が強まるが2月10日の週には再び前線が到来し降雨になる
と予想される。
 シカゴ小麦は軒並み反発。米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週を下回
ったものの、米国による対メキシコ関税発動延期を受けてトランプ政権による関税政策
に対する楽観的な見方が広がったうえ、他穀物高も強気材料視されるなか買い優勢で運
ばれた。
 3月限の終値は前日比7.25セント高の566.75セント。
今日の材料
・ブラジルは南部産地では降雨が続き土壌水分の乾燥は改善へ。
・ブラジル中部産地では豪雨により大豆の収穫及びサフリーニャコーン作付けが遅延。
・アルゼンチンは北部産地、南部産地共に降雨発生も大幅な作柄改善は期待し難い。
・USDA発表の1月30日までのコーン週間輸出検証高は125万2056トンで
 前週改定値の125万0775トンをわずかながら上回る。
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