プラチナ午前=プラチナ先限は変わらず、円高一服が下支え

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ先限が変わらず。ニューヨーク安と円高を
受けて売り優勢で始まった。その後は、円高一服を受けてプラスサイドに転じたが、上
げ一服となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが変わらず〜48円高、プラチナミニ
が11.0円安〜32.5円高、プラチナスポットが58円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが5566枚、プラチナミニが798枚、
プラチナスポットが1196枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは米国の関税発動が圧迫】
 プラチナは米国の関税発動が圧迫要因になった。貿易摩擦に対する懸念から、手じま
い売りが出た。メキシコやカナダの関税発動は1カ月延期されることになったが、プラ
チナの戻りは限られた。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席の会談の行方も確認
したい。
 プラチナ先限は4776円まで上昇した。円高一服が支援要因になった。円相場は1
ドル=154円後半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、小じっかり。朝方の968.39ドルから、株高を
受けて買い優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは970.78ドル、パラジウムが1018.37ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが965.00ドル、パラジウムが
1012.37ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。