金・銀午前=金は続伸、上場来高値の更新が続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高一服やドル
建て現物相場の堅調を受けて上値を伸ばした。銀の商いは成立しなかった。
 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が92〜166円高、金ミニが7.0円
安〜167.0円高、ゴールドスポットが470円高、銀が出来ず。
 午前11時1分現在の出来高は、金が2万6144枚、金ミニが8915枚、ゴール
ドスポットが1831枚、銀が0枚。
【NY金は逃避買いが入る】
 金は米国の関税発動を受けて逃避買いが入った。金ETF(上場投信)に投資資金が
流入した。トランプ米大統領はメキシコのシェインバウム大統領と電話協議し、米国へ
の合成麻薬フェンタニルなどの麻薬の流入阻止に向け、国境警備を強化することで合意
し、関税発動が1カ月延期されたと発表した。カナダのトルドー首相とも電話協議し、
関税の発動を少なくとも30日間延期するとした。中国の習近平国家主席とも数日中に
会談する予定であり、関税の行方を確認したい。
 1月の米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.9だった。2024年
12月の49.2から上昇し、22年9月以来の高水準となった。市場予想は49.8
だった。米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、トランプ米政権が発表した新たな関税
措置がインフレ圧力を高める恐れがあるとし、米連邦準備理事会(FRB)は足元利下
げを急ぐ必要はないという見解を示した。米アトランタ地区連銀のボスティック総裁
は、関税措置や他の政策を巡る不確実性が高まっていることで米FRBの経済予測が難
しくなっているとし、追加利下げに関して慎重な姿勢を取ることが適切になるとの考え
を示した。
 金先限は上場来高値1万4160円を付けた。ニューヨーク高と円高一服が支援要因
になった。円相場は1ドル=154円台後半で円高が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米国の関税発動を受けて押
し目を買われた。アジア市場では、朝方の2813.19ドルから、リスク選好の動き
を受けて堅調となった。
 午前11時現在、金が2823.78ドル、銀は3160セントで推移。前営業日の
大引け時点は金が2785.26ドル、銀が3112セント。

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