●短期見通し穀物、通商リスク抑制だと底固い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、アルゼンチンの乾燥傾向、米農務省(USDA)需給報告で在庫見
通しが予想以上に大きく引き下げられたことを背景に、大きく値位置を切り上げてい
る。500セント台へのレンジ切り上げが打診される。トランプ政権の通商政策によっ
て乱高下するリスクもあり、短期調整リスクには注意が必要。ただし、カナダとメキシ
コに対する関税発動は先送りされ、中国政府の対応は冷静。現状では大きく下押しされ
るリスクは限られる。
 大豆は、アルゼンチンの天候リスクで上昇傾向にあるが、ボックス相場が踏襲されて
いる。ただし、著しい需給ひっ迫警戒感はなく、横ばいからじり高の展開が想定され
る。アルゼンチンの乾燥状態が維持されると、昨年9月の1070セントが打診され
る。通商問題には注意が必要だが、中国政府は冷静な対応に留めている。突発的な急落
リスクを抱えるが、現状では調整リスクに留まる見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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