ゴム午前=続落、大型連休明けの上海ゴムが下落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、続落。寄り付きでは、今日から上海ゴムが取引再開されるのを控
えて、模様眺め気分が広がった。夜間取引と同値圏での推移となった。中盤に入ると、
取引が再開された上海ゴムが下落したことを受けて、下げ幅を拡大する展開となってい
る。TSR20は、出来ず。

 午前11時45分現在のRSS3号は前営業日比8.1〜4.7円安。活発限月の7
月限は同8.1円安の374.4円、期先26年1月限は出来ず、推定出来高は294
枚(前日夜間取引含む)。

【7月限は375円割れ】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、続落となっている。夜間取引から売りが先行し
ていたが、大型連休明けの上海ゴムが、軟化したことから、下げ幅を拡大している。米
中の貿易戦争の懸念が広がっていることから、買いが入りにくくなっているようだ。
 活発限月の7月限は、節目の375円を割り込んだ。目先、下値目標は、節目の37
0円になる。2月3日から今日まで下げで1月15日からの上昇を帳消しにした。た
だ、まだ投げ切っていないとみられ、もう一段安の可能性もありそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は5月限と6月限が約定し、0.8セント高と
0.4セント高。TSR20は、売りが先行し、2.9〜0.1セント安。
 上海ゴムは総じて下落。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前
営業日比170元安の1万7150元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。