[今日の視点]貴金属=軒並み下落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安と円高を受けて
売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安と円高を
受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は11.30ドル安
の2856.31ドル、銀が8セント安の3220セント、プラチナが2.00ドル安
の983.50ドル、パラジウムは12.07ドル安の982.28ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=151.39/41円で、前営業日の
大引け時点から1.06円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万4000円前後、銀は156.0円前後、プラチナ
は4720円前後、パラジウムは5000円前後。
【NY金は利食い売りが圧迫】
 金はきのうの海外市場では、利食い売りが出て軟調となった。
 金は利食い売りが圧迫要因になった。イングランド銀行は、政策金利を0.25%ポ
イント引き下げ4.50%とした。2委員が0.5%の利下げを主張したことを受けて
ポンド安ドル高に振れた。ただインフレ高進が見込まれ、世界経済の不確実性に直面す
る中、今後の利下げには「慎重になる」とした。一方、米新規失業保険申請件数は前週
比1万1000件増の21万9000件だった。緩やかに増加し、労働市場の状況が
徐々に緩和しているとの見方と整合的だが、失業者にとっての就職機会は少なくなって
きている。ドル安に振れると、金は下げ一服となった。
 銀はきのうの海外市場では、金軟調につれ安となった。
【NYプラチナは金軟調につれ安】
 プラチナはきのうの海外市場では、金軟調につれ安となった。
 プラチナは金軟調につれ安となった。ニューヨーク市場の序盤に買い戻されたが、英
中銀の利下げによる金軟調を受けて戻りを売られた。ただ米新規失業保険申請件数の増
加を受けてドル安に振れると、下げ一服となった。一方、上海プラチナの出来高は2枚
と低迷し、中国勢の買い見送りが続いていることは上値を抑える要因である。
<今日の予定>
・全世帯家計調査・消費支出 2024年12月(総務省)
・独鉱工業生産指数 2024年12月(経済技術省)
・米雇用統計 2025年1月(労働省)
・米消費者信頼感指数 2025年2月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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