●短期見通し原油、70ドル割れを打診する展開が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 上値の重さが再確認され、改めて需給緩和見通しの織り込みが優勢になっている。通
商環境の不安定化に対する警戒感が強まる一方、季節要因から米原油在庫が減少から増
加に転じていることもネガティブ。米原油在庫は3週連続で増加しているが、今週もさ
らに増加が確認されると、売り安心感が強まる。需給緩和評価で70ドル割れが意識さ
れる。イランやロシア産の供給不安が材料視されると瞬間的に上昇するリスクを抱える
が、断続的に値位置を切り上げていくことは難しい。80ドル水準を天井圏に65〜
75ドル水準にコアレンジを切り下げる局面になろう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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