ゴム午前=続落、上海ゴムの下落や1ドル=148円台後半の円高を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、続落。寄り付きでは、上海夜間安やドル・円が1ドル=148円
台後半の円高に振れたことを嫌気して、売りが先行した。中盤に入ると、日中取引の上
海ゴムが軟調に推移していることから、売り物がちの展開が続いている。
 TSR20は出来ず。

 午前11時31分現在のRSS3号は前営業日比7.5〜2.9円安。活発限月の7
月限は同4.0円安の357.5円、期先26年2月限は出来ず、推定出来高は582
枚(前日夜間取引含む)。

【7月限は下値模索】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海安を背景に軟調な展開になっている。活発
限月の7月限は、序盤に354.7円まで下落する場面があった。その後、下げ幅をや
や縮小しているが、戻りは鈍い。
 7月限は、これまで360円以下での取引がほぼなかったことから、この価格帯に目
立った支持は見当たらない。目先、節目の350円などが意識されそうだ。なお、一代
の安値は昨年11月13日に付けた348.0円であり、同水準も視野に入ってきた。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、1.8
〜0.2セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比85元安の1万7535元で推移している。

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