ゴム市況＝まちまち、上海ゴムの軟化から一部限月がマイナスサイドへ

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　  ＲＳＳ３　　　   　           　     ＴＳＲ２０
    2025/03　　    2025/08　      2026/02       　2025/03        2026/02
　365.7  + 0.8   360.4  + 0.4   367.0   0.0     303.0　納会 　 304.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　17,580　　+　10元　（午後3時40分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、まちまち。寄り付きでは、上海夜間高やドル・円がやや円安に振
れたことを好感し、買いが先行する展開となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上
海ゴムが伸び悩みをみせていることから、売りがやや優勢となり、マイナスサイドに沈
む限月が目立った。終盤になると、上海ゴムが地合いを緩めたことから、さらに地合い
を緩めた。ＴＳＲ２０は、出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比２．０円安〜４．０円高。活発限月の８月限は同
０．４円高の３６０．４円、期先２６年２月限は同変わらずの３６７．０円、総出来高
は４９８枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。

【上海ゴムの上値が重い】
　今日の上海ゴムは、夜間取引では地合いを引き締めたものの、日中取引に入ると、上
値の重い展開となった。中心限月の５月限は、マイナスサイドに沈む場面もあった。５
月限は、１万８０００元台の値固めに失敗しており、目先、下を試す可能性が高い。下
値のメドは、１０日の安値１万７２００元、節目の１万７０００元が意識される。
　ただ、トランプ米大統領が関税賦課により、米中関係の悪化や、米国の景気減速懸念
が強まれば、１月７日の安値１万６３７０元も視野に入れた方がよさそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は４月限のみ約定し、０．５セント高。ＴＳＲ
２０は、午前中から売りが先行し、午後は一段安となり、２．５〜２．２セント安で推
移している。
　上海ゴムは、小幅まちまち。中心限月の５月限は、夜間取引では買いが優勢となり、
前営業日比１５０元高の１万７７２０元で取引を終えた。だが、日中取引に入ると、序
盤から中盤に伸び悩みを見せると、終盤は売りが優勢となり、一時マイナスサイドに沈
む場面もあった。

MINKABU PRESSS

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