【場況】 金が反発。ドル建て現物相場の上昇と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、 円安一服に上値を抑えられた。銀の商いは成立しなかった。 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が63〜140円高、金ミニが87.0 〜112.0円高、ゴールドスポットが685円高、銀が出来ず。 午前11時3分現在の出来高は、金が1万8351枚、金ミニが7512枚、ゴール ドスポットが2010枚、銀が0枚。 【週明けの金はリスク回避一服で急伸】 金はドル高が圧迫要因になった。米国のカナダとメキシコに対する関税が4日に発動 することや中国に対しても追加で10%の関税を課される。4日には米大統領の施政方 針演説も予定されている。一方、1月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前年比 2.5%上昇と、前月の2.6%から伸びが減速した。物価の「瞬間風速」を示す前月 比では0.3%上昇で、市場予想と一致した。前月は0.3%上昇で修正はなかった。 米個人消費支出は前月比0.2%減と市場予想の0.1%増から予想外に減少し、米連 邦準備理事会(FRB)の利下げ再開は6月になるとの市場の見方が強い。 トランプ米大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談し た。当初、ウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書に署名する予定だったが、記 者団の前でロシアへの対応などを巡り激しい言葉の応酬が相次いだため、ゼレンスキー 氏は合意文書に署名せず、トランプ氏の指示でホワイトハウスを後にした。一方、欧州 の首脳らは2日、防衛費増強で協調を図るためにロンドンで会合した。「戦後」ウクラ イナの安全保障に向けて、英国が提唱する「有志連合」の結成を試みた。ウクライナ情 勢の行方を確認したい。 金先限は1万4042円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安が支援要因に なった。円相場は1ドル=150円台後半まで円安に振れた。欧州のウクライナ支援表 明でリスク回避の動きが一服した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場では、ドル高を受けて売り優勢と なった。アジア市場では、欧州のウクライナ支援表明を受けて急伸し、2876ドル台 まで上昇した。 午前11時現在、金が2870.61ドル、銀は3132セントで推移。前営業日の 大引け時点は金が2864.36ドル、銀が3121セント。 MINKABU PRESS
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