【場況】 金が大幅続落。ドル建て現物相場の下落と円高を受けて売り優勢で始まった。その後 は、ドル建て現物相場の軟調や円高を受けて下げ幅を拡大した。銀の商いは成立しなか った。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が171〜138円安、金ミニが 171.0〜122.0円安、ゴールドスポットが473円高、銀が出来ず。 午前11時2分現在の出来高は、金が2万4852枚、金ミニが8381枚、ゴール ドスポットが2736枚、銀が0枚。 【NY金はドル安が支援】 金は欧州中央銀行(ECB)理事会後のドル安が支援要因になった。ECB理事会で は、主要政策金利の預金金利を0.25%引き下げ2.5%とした。インフレ鈍化と成 長減速を踏まえた決定となる。ラガルドECB総裁は理事会後の会見で、金利の方向性 は下向きとする従来の指針を繰り返し表明することは避け、利下げと据え置きの双方の 可能性があると強調した。発表後に独債券利回りが上昇し、ユーロ高に振れた。一方、 トランプ米大統領は、今週発動したメキシコとカナダに対する25%の関税について、 米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)対象の製品に関しては4月2日まで関税を免 除すると表明した。米大統領は、鉄鋼とアルミニウムの関税引き上げ計画には変更はな いとした。貿易戦争に対する懸念を受けて株安に振れた。 金先限は夜間取引で1万3853円まで下落した。ニューヨーク市場で利食い売りが 出たことや円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル=147円台後半まで円高に振れ た。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、欧州中央銀行(ECB)理 事会後のドル安を受けて押し目を買われた。アジア市場では、朝方の2912.70ド ルから、利食い売りが出た。 午前11時現在、金が2906.21ドル、銀は3247セントで推移。前営業日の 大引け時点は金が2921.30ドル、銀が3259セント。 MINKABU PRESS
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