●週間見通し穀物、下げ一服で下値固めるか=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は急落した後に安値修正の動きが優勢になった。トランプ米政権は、カナダとメ
キシコに対して25%の関税を課す一方、中国に対しては関税を10%から20%まで
引き上げた。中国政府が報復として米国産農産物の輸入に10〜15%の関税を課す方
針を示したこともあり、トウモロコシ相場は一時442.50セントまで下落した。し
かし、その後は押し目を買い拾われており、470セント水準まで切り返している。
 今週は下値を固める展開になろう。通商環境に対しては高いレベルの警戒感があるも
のの、450セント水準で下げ一服感がみられる。不安定な通商環境で穀物相場の値動
きも不安定化しやすいが、ファンドの投げ売りが一巡するのであれば、このまま下値が
固まりやすい。トウモロコシは需給が引き締まっており、480セント台まで切り上げ
る程度のエネルギーはある。大豆相場はこのまま1000セント台前半をコアとした展
開になろう。11日に米農務省(USDA)需給報告が発表されるため、南米産の生産
高見通しの修正状況などには注意が必要。
 予想レンジは、トウモロコシが455〜485セント、大豆が1000〜1040セ
ント。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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