●週間見通しゴム、通商リスクの上値圧迫が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は350円の節目を割り込む展開になった。通商リスクの織り込みが続いてお
り、上値の重い展開になった。米中間で関税の応酬が行われており、需要リスクの高ま
りが上値を圧迫している。自動車市場の混乱も警戒された。原油安、円高といった外部
環境の悪化もネガティブであり、年初来安値を更新している。産地は減産シーズンのピ
ークに差し掛かりつつあるが、供給サイドの要因で買いを入れるような動きは見送られ
た。
 今週も上値の重い展開が続きやすい。トランプ米政権の関税策に対する警戒感が強
い。鉄鋼・アルミに対する関税発動が予定されるなど、通商環境はさらに混乱が進む見
通しにある。米中間で関税停止などサプライズ的な進展が見られると安値修正が促され
る余地もあるが、そうした動きがみられないのであれば350円の節目割れ定着から、
昨年11月安値の340円割れを打診しよう。特に円高傾向が続くと、上値を圧迫され
やすくなる。
 予想レンジは335〜355円。
(マーケットエッジ・小菅 努)


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