貴金属は、総じて続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優 勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と なろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は3.06ドル安の 2910.50ドル、銀が11セント安の3245セント、プラチナが8.73ドル安 の959.40ドル、パラジウムは1.95ドル高の945.24ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=147.49/51円で、前営業日の 大引け時点から0.01円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が1万3900円前後、銀は154.5円前後、プラチナ は4520円前後、パラジウムは4500円前後。 【NY金は利食い売りが圧迫】 金は前週末の海外市場では、予想以下の米雇用統計が支援要因になったが、利食い売 りが出て戻りを売られた。 金は利食い売りが圧迫要因になった。2月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者 数は15万1000人増加した。伸びは前月の12万5000人増から加速したもの の、市場予想の16万人増を下回った。失業率は4.1%と、1月の4.0%から上昇 した。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、これまでのところインフレ期待が不 安定化する兆候はみられないという認識を示した。米連邦準備理事会(FRB)のパウ エル議長は、トランプ新政権の政策が経済にどのような影響を与えるかがより明確にな るまで、FRBは利下げを急ぐつもりはないとの見解を示した。今週は2月の米消費者 物価指数(CPI)の発表がある。一方、ナバロ米大統領上級顧問(貿易・製造業担 当)は、トランプ米大統領が4月2日に導入を計画する相互関税の税率について、「各 国が米国に課す関税および非関税障壁に内在する不公平さを反映した1つの数字を国ご とに課す」と明らかにした。 2月末の中国の金準備は2289.5トンとなり、前月末の2284.6トンから増 加した。4カ月連続で増加した。 銀は前週末の海外市場では、ドル安一服や金の戻りを売られたことを受けて売り優勢 となった。 【NYプラチナはドル安一服や金軟調が圧迫】 プラチナは前週末の海外市場では、ドル安一服や金軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナはドル安一服や金軟調が圧迫要因になった。2月の米雇用統計が予想以下と なったが、米国債の利回り上昇を受けてドル安が一服した。米連邦準備理事会(FR B)のパウエル議長は、FRBは利下げを急ぐつもりはないとの見解を示した。トラン プ米大統領の政策を引き続き確認したい。 <今日の予定> ・国際収支(経常収支) 2025年1月(財務省) ・独貿易収支 2025年1月(連邦統計庁) ・独鉱工業生産指数 2025年1月(経済技術省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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