ゴム相場は通商リスクの織り込みを続けている。トランプ米政権の関税発動が相次い でおり、先行き不透明感が強くなっている。既に米国や中国の経済活動が委縮し始めた との見方もネガティブ。中国の1〜2月期貿易収支によると、輸出は前年同期比 2.3%増となり、昨年12月の10.7%増から急減速した。これに伴い輸入は 8.4%減となっている。米国向け輸出が伸び悩み、それに伴い中国経済活動が鈍化し たことを確認している。漠然とした通商環境に対する不安心理が、経済活動減速に対す る警戒感にシフトチェンジを始めている。中国経済の急減速が人民元安を促すと、通貨 要因で上海ゴム相場主導の上昇シナリオもあったが、対ドルの人民元レートは安定して いる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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