穀物相場は急落地合が一服した後の修正高になっている。通商問題激化を受けて米国 産穀物輸出の先行き不透明感が強くなっていたが、穀物相場全体が下げ一服となってい る。中国の米国産農産物に対する10〜15%の報復関税は10日付で開始されるた め、ここで改めて通商リスクの売り圧力がみられるのかが焦点になる。中国から見て米 国産農産物は割高になり、穀物に関しては南米産シフトが加速する可能性が高い。一 方、これで当面のネガティブ材料が出尽くしたとの評価が維持されると、前週の安値修 正の展開が維持される。10日の関税発動を受けての対応は、今後の穀物相場の動向を 占う上で重要になる見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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