【市況】 ゴムRSS3号は、下落。寄り付きでは、上海夜間安や1ドル=147円台半ばの円 高を嫌気して、売りが先行した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが安値圏で推移し たうえ、ドル・円が一段の円高となったことを受けて、活発限月の8月限は341.9 円まで下落し、一代の安値を更新した。TSR20は、出来ず。 午前11時17分現在のRSS3号は前営業日比6.8〜3.0円安。活発限月の8 月限は同5.8円安の343.9円、期先26年2月限は出来ず、推定出来高は531 枚(前日夜間取引含む)。 【中国の根強いデフレ懸念】 9日、中国国家統計局が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0. 7%低下となった。同国のCPIがマイナスに転じたのは、2024年1月以来のこ と。2月がマイナスとなった背景には、昨年の春節が2月だったのに対し、今年は1月 から2月にかかったことから、春節需要が1月と2月に分散し、2月の物価上昇を抑え たことが挙げられる。 ただ、2月までの年初来で比較しても前年同期比で0.1%低下となっている。ま た、品目別でみても、耐久財価格の下落が目立っており、中国のデフレ懸念は根強い。 世界最大の天然ゴム消費国の中国がデフレに陥れば、天然ゴム価格は下押しされるだろ う。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、1.7 〜0.1セント安で推移している。 上海ゴムは夜間取引の軟調な展開なっている。午前10時45分現在、指標限月の2 025年5月限は、前営業日比215元安の1万7260元で推移している。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。